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ハムスターと動物病院

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今までたくさんのハムスターを病院へ連れて行きましたが、大抵の場合はあまり良い顔をされないということを多く感じました。

ハムスターの様な小動物を診察してくれる病院は大変少なく、実際に開業してもあまり患畜の数も望めないと言うのが正直な話の様です。

また、小動物はどんな病気に罹っても完治できるという保証が100%という事例はあまりなく、病気によっては治療法すら無いと言って家に帰されるという事もあるようです。

以前私の飼育しているハムスターがぐったりとして動かなくなった時に駆け込んだ病院では、診察の時にハムスターだと知るなり先生が眉をひそめ、「専門じゃないんだけどな…」とぼやきながらも診てくれました。

そして少し時間を置いてさまざまな検査をしてくれ、どうにか悪い物を拾い食いしたのではないか、と言って胃洗浄と薬を処方してくれました。

そのお陰でそのハムスターはすっかり回復し、それからも元気で生活していました。

この様に良い先生も居れば、高い所から落ちた時に心配だったので当時そこに住んでいた近くの病院へまず電話してみると「ハムスターは無理です」と一言言われて電話を切られたという事もありました。

全ての獣医師の方がこうだとは言わず、また、全てがこの様な対応だとは言いませんが、少なくともこのくらいの扱いは受けてしまうと言う事を心掛けて居た方が良いかもしれません。

都会の方に行けば「小動物専門病院」など嬉しい存在もあるのですが、田舎だと動物病院の存在すら少ないのでまずは問い合わせてみましょう。

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ハムスターの病気の病院の診断とその対応

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人間と同じくハムスターもその症状によって病院の対応が変わります。

例えば、ジャンガリアンハムスターがある日いきなり目を充血させていた場合は病院で点眼薬を打ってもらい、その後自宅で差す様に処方してもらいます。

その時に目薬の差し方をあれやこれやと教えてもらったのですが、それを実践するには難しく、なかなか難航しました。

獣医の方に教わったのは、首の後ろを持って仰向けにさせてそれから手早く差すと言ったものでしたが、やはり最後の「手早く」がどうにも上手くいきません。

ハムスターの身体を無意味に濡らしてしまったりと失敗を続け、エサで釣って見たりもしましたが、上手くはいきませんでした。

ハムスターの目は人間と違って突出していますので、なかなかうまくおさまってくれないのも要因としてあります。

ハムスターの性格によってはすんなりと差させてくれる場合もありますが、やはり慣れない人には一人が固定してもう一人が差す、と云ったスタイルが良いと思われます。

次に、ゴールデンハムスターに脚の付け根あたりに丸い少々柔らかい腫瘍が出来たとき、比較的身体の大きいハムスターなので「手術をしようか?」と聞かれました。

しかし、大きいとはいえ小動物です。手術に掛るリスクはとても大きいはずです。そのため、投薬治療でのみにしました。月に一回病院で注射を打ってもらい、一日おきに薬を飲ませます。

薬を飲ませるのはおやつに混ぜるので簡単でしたが、しばらくすると同じおやつを食べなくなるので毎回違ったおやつを与えなければいけないと言うところが難点でした。

ハムスターは実際に対応してくれ難い動物です。

しかし、動物病院と銘打っている以上はハムスターを見てくれるはずなので、見殺しにしないでまずは連絡だけでもしてみましょう。

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