ハムスターの共食いを防ぐ

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ハムスターが共食いするなんて想像できないかもしれません。

しかし、ハムスターの繁殖・出産をする際に気を付けなければいけない事として「親が子供を食べてしまわない様にする」と言う事があります。

ハムスター同士が共食い、しかも親が子を?そんなばかなと思ってしまうかもしれません。

しかし、ハムスターの共食いは自然界では普通にあり得る事なのです。

ハムスターが共食いをするのは空腹だからという訳ではありません。人間と同じくハムスターも妊娠期間を経てようやく出産をした頃には気が立っています。

そんなときにストレスを与えてしまえばハムスターの気持ちのはけ口として子供に当たってしまうのです。それは始めのうちは少し威嚇したり蹴ったりするだけかもしれません。

しかし、それが積み重なって行けば噛みついたりと云った攻撃に変わります。身体の小さく柔らかいハムスターの子供は当然少しの攻撃でも死に至ります。そうなれば助けて上げる事はできません。

また、一説ではハムスターが子供を食べるのは外敵から子供を守る為だとも言われていますが、飼い主からしてみたらショックである事には変わりありません。

その為、私がハムスターの繁殖をさせる際は出来るだけ手を出さないようにしています。

出産直前になれば巣穴に引きこもるようになりますのでそれをサインとして水やエサを普段よりも多めに与えてからケージのある部屋を閉め切ってしまい、二日はその部屋を開けない様にしています。

三日目の夜にハムスターを刺激しない赤いフィルムを貼ったライトで遠くから観察しハムスターの無事を確認し、そして四日ほど経って初めて近くで眺めます。この時も触ったりすれば人間の匂いが付いてしまうので触る事はせず大体の数の確認程度にしておきます。

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