ハムスターは飼育していなくてもわかるようにとても身体の小さな動物です。
しかし、ほとんどの哺乳動物は一生の内に心臓が動く回数は同じだと言われており、それは身体を触ればわかる通り、小さければ小さいほど心拍数は早く、大きければ大きいほど心拍数は遅くなります。
ハムスターはそんな中でもかなり早く心臓が動きます。
ですので、他のペットに比べると寿命が短いのも少し困る所だと思われます。
短いと言っても飼育の仕方次第では5年ほど生きる事もありますが、小さい分身体の弱いハムスターですので、一度病気になるとどんな病気であってもそれから長生きをするという保証はありません。
その為、たくさん時間を掛けて人に慣れさせても直ぐに身体が老いて付いていけなくなったり、直ぐにお別れが来てしまうので子供には少し残酷になるかもしれません。
短い時間であれ、可愛がった時間の長さにも愛情は負けないと思いますが、その分だけやはりお別れするのが悲しく、ショックも大きい事でしょう。
実際に何匹もハムスターを飼育していてもお別れの瞬間だけは慣れる事はありません。
それは個体としてしっかりとお世話をしてきているのですから当然です。
しかし、寿命が短いからと諦めるのではなく、寿命が短い分自分がどれだけ愛情を注げるかを考えれば飼育するかしないかは決まると思います。
たとえ短い寿命だったとしても「飼ってもらえて良かった」とハムスターに思われるように飼育出来れば良いな、と思います。