カテゴリー別アーカイブ: ハムスターの日常の管理方法

ハムスターを残して飼い主が外出するときの対策

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基本的にハムスターは外出するのには向いていない動物です。その為、家の外へ出す事は避けた方が良いでしょう。

また、飼い主が長期間外出しなければならない場合はきちんとした対策を練らなければなりませんので確認しておきましょう。

まず、ハムスターは2、3日であれば家を空けても生き延びる事は可能です。その際には生野菜などの腐ってしまう物は避けた乾燥したハムスターフードを多めにエサ箱に入れておき、給水ボトルにはたっぷりの水を入れておきましょう。

給水ボトルは外れたり水漏れしていない事をしっかりと確認し、出来れば何かあった時の為に二つ付けておくのもいいかもしれません。

ハムスターは室温に過敏な生き物ですので、真夏や真冬などの極端に温度が変化している時期の外の際は可能であれば外出中も空調を付けておくのが良いでしょう。

しかし、電気代を始め様々な心配事があり、空調を付けっ放しにしておくのが難しいという場合は、冬場ならば追加の巣材を入れて隙間風が入らない様な場所に移動させましょう。

箱の中などにケージごと入れておくのも一つの案ですが、湿気がこもってしまったりあまり暗いとハムスターが冬眠をしてしまうかもしれませんので、あまりお勧めはできません。

また、夏場は出来るだけ涼しい場所に置き、十分な量の水と涼めるように市販の冷感プレートを入れておくのも良いかもしれません。

しかし、夏場は冬と違って高くなった体温を自分でどうにかする事が非常に難しい季節ですので、誰かに預けたりして出来るだけハムスターを一人にしない様にしましょう。

この際に預ける人がハムスターの飼育をしたことのある人でない場合は、よほど用心深い人でない限りは預けたハムスターには危険がいっぱいということになりかねませんから、飼育経験のない人に預けるのはなるべく避けましょう。

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ハムスターを連れて旅行に行く場合

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DSC_1073-picsay三日以上の長期間外出しなければならない場合、ハムスターをそのまま家に置いておくと言うのはかなりの危険を伴います。

その為、出来れば他にハムスターを預ける事の出来る人に頼むのが一番ですが、一人暮らしであればなかなかそういう人には巡り合えません。

そんな場合はハムスターも一緒に外出する、と言った方法もあります。

しかし、まず初めに言っておきたいのが、ハムスターは基本的に家の中でのみ飼育する動物ですので極力外出を避けるようにして下さい。

また、真夏時は気温が高く、移動中のケージ内の温度もさることながら湿度も高くなっていますので、避けてください。

そして妊娠中のハムスターや怪我や病気をしているハムスターであれば移動中のストレスが原因で悪化したり、体調が悪くなってしまったりしてしまうので外出は禁止です。

ですが、止むを得ず長期外出しなければならない場合は近くの動物病院に相談をし、入院という形で預かってもらいましょう。

外出をする際はハムスターのプラスチック製で水槽タイプの移動用ケージを用意します。

大きさはあまり必要ありませんが、あまり小さすぎるのもよくありませんのでハムスターが十分に動き回れるくらいの大きさを選びましょう。

そしてケージの中にはいつも過ごしているケージの巣材、もし巣箱が箱型であるならばそれごと移動用ケージにいれて置くのも普段のハムスター自身の匂いがする為、良いでしょう。

移動中はケージをタオルで包んで紙袋などに入れて外界を見せない様にし、視覚的な刺激を与えない様にします。

また、他人から見られる事や、子供などはちょっかいを出してしまう物なのであまり他の人には見せないようにして下さい。

そして外出するときは忘れずにいつも暮らしているケージとエサを持っていくことを心掛けましょう。

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