ハムスターのみならずペットを飼う上で特に気を付けなければならない事が「トイレのしつけ」です。
大きな動物も小さな動物も生きている以上は必ず排泄をします。
ですが人間の様に水洗式のトイレなどは使用しませんし、自然界ではそのまましてしまうのが当たり前です。
その為ペットになった動物にはしっかりとトイレのしつけを行わなければなりません。
それはハムスターにも同じ事が言えます。
確かに、ハムスターの糞は小さく気になるような匂いもしませんが尿は時間が経てば雑菌の繁殖の原因となり、ケージの中が不衛生になってしまうので、必ず用意したトイレで排泄させるようにしましょう。
ハムスターにトイレのしつけをする方法
ハムスターにトイレのしつけをするとは言っても、大抵のハムスターは決まった場所で排泄をする動物なのでそんなに難しくはないと思います。
その為、特にトイレのしつけをしなくても、たいていはケージの中にトイレを設置しておけば本能的にそこで排泄をするようになりますが、まだ小さな子供のハムスターやロボロフスキーなどの警戒心の強いタイプの場合は、所定のトイレ以外で排泄してしまうかもしれません。
そんな時はまず、排泄した場所をしっかりと掃除してあげましょう。
床材は全て取りはらい、必要であるならば軽く拭いてあげる事も大切で、その場所にハムスター自身の匂いを残さないようにしましょう。
その後に、同じ場所にトイレを移動させるか、その時に尿のしみ込んだ床材をトイレの中に入れておくと良いでしょう。
また、トイレとは違う場所で排泄をしている場面を目撃した場合は直ぐにトイレに連れて行くのも効果がありますが、ハムスターがまだ飼育環境に慣れていない時にそうしてしまうと警戒心を強めてしまうので初心者の方にはあまりおすすめしません。
しかしハムスターは一度トイレを覚えてしまえば場所を変えない限りずっとその場所で行いますので、初めのしつけが大切です。