カテゴリー別アーカイブ: 飼育していて困ったこと

寿命が短い生き物です。

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DSC_1025-picsayハムスターは飼育していなくてもわかるようにとても身体の小さな動物です。

しかし、ほとんどの哺乳動物は一生の内に心臓が動く回数は同じだと言われており、それは身体を触ればわかる通り、小さければ小さいほど心拍数は早く、大きければ大きいほど心拍数は遅くなります。

ハムスターはそんな中でもかなり早く心臓が動きます。

ですので、他のペットに比べると寿命が短いのも少し困る所だと思われます。

短いと言っても飼育の仕方次第では5年ほど生きる事もありますが、小さい分身体の弱いハムスターですので、一度病気になるとどんな病気であってもそれから長生きをするという保証はありません。

その為、たくさん時間を掛けて人に慣れさせても直ぐに身体が老いて付いていけなくなったり、直ぐにお別れが来てしまうので子供には少し残酷になるかもしれません。

短い時間であれ、可愛がった時間の長さにも愛情は負けないと思いますが、その分だけやはりお別れするのが悲しく、ショックも大きい事でしょう。

実際に何匹もハムスターを飼育していてもお別れの瞬間だけは慣れる事はありません。

それは個体としてしっかりとお世話をしてきているのですから当然です。

しかし、寿命が短いからと諦めるのではなく、寿命が短い分自分がどれだけ愛情を注げるかを考えれば飼育するかしないかは決まると思います。

たとえ短い寿命だったとしても「飼ってもらえて良かった」とハムスターに思われるように飼育出来れば良いな、と思います。

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忘れがちなハムスターは夜行性だという事実

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回し車を廻すハムスターハムスターはその愛らしい姿で飼育する飼い主の心を癒してくれますし、犬猫と違って大きなお世話もかからない動物ですので大変飼いやすいペットだと言えます。

しかし、ハムスターは実際に飼育してみると結構な悩みが生まれます。

その中の一つがハムスターは夜行性だと言う事なのです。

夜行性とは言ってもハムスターが動き回る音なんか全然聞こえないし大したことないと思われてしまいがちですが、ハムスターのケージには必ず付けなければならないもの、それが「回し車」です。

回し車は昼間の周囲の音も大きく、ハムスターも積極的に活動をしない時間に回しているのを聞いてもさして大きな音には聞こえないでしょうが、人間が寝静まって周りの音も静かになった時に始まるあの振動と音はかなり大きく聞こえてきます。

また、前述したように夜行性の動物ですので、暗くなった方がより早く強く回し車を回すという訳です。

最初の内は可愛いものだと思っていても、ハムスターのいる生活に慣れてきたらどんどんとその音に敏感になってしまうかもしれません。

一匹だけ飼育している人はどうにでもなりそうなものですが、複数匹飼育している場合はかなりの物音になってしまいます。

しかし最近では静音タイプの回し車も販売されており、夜中でもあまり回す音が気にならなくなってきました。

それでも振動などはかすかに伝わってくるので、神経質な方や、気になってしまいそうな方は良い回し車を買うようにした方がいいかもしれません。

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