カテゴリー別アーカイブ: ハムスターの日常の管理方法

ハムスターが老化して来たら飼育環境も変えましょう。

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hamu92ハムスターは一年もすれば十分年齢を重ねた事になり、身体もあまり丈夫なままではありません。

人間と違い、たった一年でもハムスターにとってはとても長い時間を過ごした事になるのです。

その為、どんなにしっかりと気を遣ってお世話をしても、ハムスターの平均寿命は2年程度だと言われています。

思っていたよりも早くお別れは来てしまうかもしれませんが、最期まできっちりとお世話をしてあげましょう。

ハムスターは高齢になると顕著にその風貌が変化します。

一番大きな変化と言えば身体全体が骨ばってしまう所ではないでしょうか。

手の上に乗せてもごつごつと骨が当たって、普段ケージの中を歩いている姿もどこかよたよたとして歩きづらそうで、たまに足がもつれてこけるようになってしまいます。

その様になると、ハムスターの住むケージをバリアフリー化して、過ごしやすく怪我をしない様に工夫してあげる必要があります。

まず、金網のケージの場合は水槽タイプに変えてあげましょう。

また、回し車も危険なので外して構いません。

そして出来るだけケージの中に段差を作らない様にします。

大きなケージになると階段が付いて二階ロフトの様な間取りになっているタイプもありますが、今まであったものが変わらず存在するとハムスターも変わらず登ったりしてしまいまい、身体は追い付かずに足を踏み外してしまって落下してしまうなど、思わぬ事故の原因になってしまいますので取り外すようにしましょう。

また、エサ箱、トイレもあまり深さの無いものに変えて落ち込みの原因を無くしましょう。

バリアフリーが完成すれば毎日与えるエサも柔らかいものやあまり水分を含み過ぎて居ないものへと変えて、体調を崩さない様に調整してください。

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ハムスターに砂浴びさせる

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ハムスターを遊ばせる方法は回し車や散歩以外にも「砂浴び」と言う物があります。

ハムスターは元々砂漠の生き物と言うこともありますが、ネズミやげっ歯類の仲間は砂浴びを入浴代わりとする場合が多く、それにより身体に着いている細菌を払って衛生を良くするだけではなく、ハムスター自身もストレス解消やリラックス効果を感じる事が出来る様で、大抵のハムスターは砂浴びをする事を好みます。


Hamster 3 / philsown

砂浴びをする際の砂は「焼き砂」と呼ばれる殺菌済みのさらさらとしたものやトイレ砂でも構いません。

注意したいのは、公園や海浜にある砂は雑菌がたくさん潜んでいるので使用しないでください。砂の量は出来るだけ多めが良いでしょう。

ハムスターによっては穴を掘ることが好きな性格も居るので、深い容器にたっぷりの砂を用意してあげましょう。

しかしあまり深すぎるとハムスターが埋まってしまい、窒息してしまう危険があるので、ハムスターの身長の1.5倍程度の深さが丁度いいでしょう。

また、小さな身体ですが、掘る力は大変強い為、外に砂が飛び散らない様に壁の高さをかなり高くするか、上からカバーを掛けるようにしないと後片付けが大変になります。

砂の準備が出来たらハムスターをそこへ入れて後は自由に遊ばせましょう。

砂を掘ったり転がったりなどかなり可愛らしく動き回ってくれるので見ているのも楽しいと思います。

また、ハムスターにはハムスターなりの楽しみ方があるようですので、余計な手は出さずに見守る様にしてあげましょう。

砂浴びは散歩と違いハムスターの好きなだけ遊ばせてあげる事ができますが、いつまでも砂の上に乗せておくとトイレとして使ってしまうことがあるので注意しましょうね。

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