カテゴリー別アーカイブ: ハムスターの繁殖方法

ハムスターを里子に出す時期は産まれてから1か月以内。

Share

里子に出す時期

ハムスターが出産して一カ月になる前には里子に出さなければなりません。

実はハムスターは生後一カ月程度ですでに繁殖行為をできるので、そのまま同じ小屋に入れておくと生まれた子供同士で繁殖してしまう危険性があるからです。

また、オス同士であればかなり激しいケンカをしてしまい、それに他のハムスターも巻き込まれて泥沼化してしまうケースもありますので、少し可哀そうに思えるかもしれませんが、怪我もなく元気なうちに里子に出す事で引き受けてくれた里親さんも嬉しいと思います。

また、里子に出す際、里親さんがハムスターの飼育をするのが初めてだと言う場合は簡単に飼育方法を書いた冊子を作るか、このサイトの様な飼育方法が書かれたサイトを紹介すると良いでしょう。

そして、引き渡す際には最初の内の接し方をしっかりと教えてあげてください。

ハムスターを引き取りに来る時は大抵専用のキャリーケースを持ってくると思いますが、その時はハムスターと一緒に今まで暮らしていたケージ内の床材を巣材を多めに入れるようにしましょう。

いきなり匂いも環境も新しくなるわけですので、どこかに安心出来る匂いがあるだけでも変わってくると思います。

また、最後に、もしかすると全ての子供に貰い手が付かなくなるかもしれません。10匹中8匹は貰われて行ったけれど残りの2匹は貰い手が付かない…。

そんな場合に困ったからと言って絶対に外に捨てたりしない様にして下さい。生まれた時からペットとして生きているハムスターをいきなり外に放しても生き続ける事は出来ないでしょう。

産ませるようにしたのは飼い主自身ですので、生を受けたのならばキチンと最期までお世話をしてあげましょう。

Share

ハムスターのお見合い

Share

DSC_1062-picsay

ハムスターは生後一カ月程度で既に成体となり、繁殖能力も完成するのでその頃になれば繁殖も可能になります。

また、体力や年齢の問題上、メスのハムスターは生後7カ月を過ぎている場合は繁殖活動をさせないでください。

出産のときには大変な労力を必要とします。その時に体力が持たなければ母子ともども命を落としてしまう危険性があるからです。

また、ハムスターは犬猫のように目だった発情期は無く、特に期間を気にせずに繁殖する事が可能なので、まずはオスとメスのハムスターをお見合いさせてみましょう。

お見合いをさせる相手は、新たにもう一匹家に迎え入れても構いませんが、新たに来たハムスターがメスでもオスでも一カ月程度家に慣れさせてからお見合いをするようにしなければ双方とも興奮状態になってしまい、高確率で喧嘩になってしまいます。

お見合いをする場合はまずお互いのケージを近くに置いて四日ほど様子を見ましょう。その間にケージ越しにケンカをしてしまうこともあるかもしれませんが、そのまま置いておきましょう。

何日かするとお互いの匂いに慣れてお互いを異性だと意識を始めます。その頃になると、オスのケージへメスを入れてみましょう。

この時に興奮状態にあるメスが噛みついてくる恐れがあるので出来れば軍手を付ける事をお勧めします。

また、ハムスターのメスは比較的気の強い性格が多く、お見合いをさせると大抵のオスは返り討ちに遭ってしまう事が大半です。

その時にお見合いが失敗しても何度か根気よくさせてみると上手く行くでしょう。しかし、ケンカを始めてしまったら直ぐに止めて怪我などに気をつけましょう。

Share