カテゴリー別アーカイブ: ハムスターの繁殖方法

ハムスターの出産と子育ては母親に任せる

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hamu75ハムスターが妊娠して十日ほど経てば、メスのハムスターはとても大きなおなかを抱えて、子供を出産する為に穴を掘って巣穴作りを行います。

そしてそれから3~5日すると、落ち着かずにそわそわとしたり、急に巣穴へと籠ったりします。

巣穴の中からしばらく出てこなくなったら出産の合図ですが、大抵は夜中や明け方に出産する場合が多いので、部屋の中の電気を消してあまり物音を立てない様にしておきましょう。

朝になるとケージの中で赤ちゃんの泣き声が聞こえるはずですが、出産直後の母親ハムスターはとても気が立っている為、覗いたり手を出したりすると、ストレスで赤ちゃんを食べてしまう事があるので、母親のハムスターが巣穴から出てくるまでは無理に赤ちゃんを見ようとするのはやめましょう。

何日かすると、母親ハムスターが落ち着き、赤ちゃんの顔も見せてくれる様になりますが、絶対に素手で触ってはいけません。

ある程度大きくなるまでは母親ハムスター以外の匂いを付けない様に神経質になりましょう。

もし、赤ちゃんが群れからはぐれるなどして止むを得ず触らなければならなくなったら割り箸にガーゼを巻いたもので優しく挟んで母親ハムスターの元へ返してあげましょう。

赤ちゃんは生後一週間もすると毛色がはっきりとしてきます。

模様が分かるほどになったら触れても構いませんが、あまりべたべたとせずに優しく指を触れさせる程度にしてください。

また、子育ては基本的に母親に任せます。飼い主は室温を一定に保ち、毎日新鮮な水とエサを母親に与えましょう。

生後二週間にもなると、各々が自分の行きたい方向へ歩きだすようになります。

その場合、母親ハムスターでは全てを巣穴へ戻しきれないかもしれませんので、その時は先ほどと同じく出来るだけ人間の匂いを付けない様に巣穴へと戻しましょう。

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ハムスターが妊娠したらするべきことは?

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DSC_1048-picsayお見合いに成功して交尾をしたメスのハムスターは何日かするとおなかが大きくなってきます。

そんなとき飼い主として、してあげられる事をしっかりと行って無事に出産できるように備えましょう。

まず子育てに大切なのは何と言っても栄養です。普段は高カロリーだからと控えめにしているヒマワリの種やニボシ、チーズなど栄養の多いものを積極的に摂取させるようにしましょう。

また、新鮮な野菜や水も必ず欠かさずに与えてください。そして、妊娠したハムスターは体温を出来るだけ低くさせない様に十分に温かい巣材を入れてあげる事を怠ってはいけません。

冬場であるならば使い捨てカイロをケージの下へ敷いてあげるのもいいかもしれません。また、妊娠したメスのハムスターはオスのハムスターとは極力近づけない様にしましょう。

野生の動物はオスメス揃って子育てをする事はありませんので、オスを近づけない様にして下さい。 もし、今まで飼育していたケージが金網タイプのものであるならば水槽タイプに変更するのをおすすめします。

金網タイプだと妊娠中だと言うのにも関わらずメスのハムスターが金網を登ってしまう危険があるからです。

また、ケージの中はおなかを引きずったりぶつけたりしない様に段ボールなどで補強を行って、巣箱も普通のよりも大きな物を用意しておきましょう。

そして最後にケージの周りを段ボールで囲って全体的に仲が暗くなるようにしましょう。

妊娠中は極力ケージ内を掃除しない様にすることも大事です。妊娠中にケージの大がかりな掃除をしてしまうと匂いが変わり、人間の匂いもついてしまい、緊張した母親からおなかの子供にも影響してしまうので、余程汚れてしまっている部分のみをこっそりと取り除くくらいにしておきましょう。

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