カテゴリー別アーカイブ: ハムスターの病気

ハムスターのかかりやすい膀胱の病気

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ハムスターは下痢や便秘をしやすい動物ですが、それと同時に尿にも注目しなければなりません。

人間も健康診断で検尿をするのと同じで、ハムスターも尿の状態で内臓の疾患に気付く事ができます。

元々の体調が悪い時などに併発して発症するのは膀胱炎です。 これはわかりやすく血の混じった赤色の尿をするので状態異常だと言う事は発見しやすいと思います。

また、年齢の重なったハムスターは排尿の頻度が少ない為に、膀胱内で血液が混じっても少し時間が経ってしまう為に黒色に近い茶色の尿が出ます。

膀胱炎は放置しておいても治る事はなく、病院に行って治療をしなければ命を落としてしまう危険性もあるので、毎日尿の観察を行い、少しでも色がおかしい様でしたら様子見をする前に病院へ行きましょう。

他に、カルシウムの摂取をし過ぎて膀胱や尿道に石ができてしまい、尿が上手く排泄されない事もあります。

普段の食事から見直す必要もありますが、時には細菌ウイルスが原因で発症する事もあります。

しかしどちらの場合であったとしても必ず病院へと行きましょう。

また、高齢のハムスターに良く見掛けられるのが、「腎不全」と呼ばれる病気で、水の様な尿を多量に排泄してしまったり、今までトイレをしっかりと出来ていたにも関わらずそこかしこで粗相をしてしまう様になった場合も腎不全の可能性があります。

これらの病気はどれもハムスターの死に関わる様な病気ですので早めに症状を把握して病院へといきましょう。

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ハムスターのかかりやすい目と耳の病気

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ハムスターの病気には内臓系の病気の他にも、目や耳にも病気が発症したりします。

ハムスターの目は真っ黒でぱっと見ただけではあまり変化がないように思えますが、よく観察をしてみると目の周りや眼球自体に傷があったりしますので注意して見てみる事が大切です。

目の病気には人間と同じく結膜炎や角膜炎があります。

人間が外見から見ると目を良く閉じていたり、目やにや涙が止めどなく出たり顔を良く洗うことが多くなります。

また、そのまま放置していると眠っている最中に床材が目に刺さってしまったりして悪化してしまうことがありますので、早めに発見して病院へ連れて行きましょう。

若いハムスターは監視しておかなければ走り回って何かにぶつかったり、高いところから飛び降りたりする事があります。

その時に打ちどころが悪ければ眼球自体が飛び出してしまうことがあります。

少しだけ飛び出した場合は軽く押せば元通りになりますが、半分以上突出してしまっている場合や、なかなか戻らない場合は一刻を争いますので直ぐに病院へ連れて行きましょう。

もし眼球をそのままにしてしまうと眼球が乾いてしまい失明してしまったり、時には眼球自体を除去しなければいけなくなりますので、ハムスターは高いところには乗せない様にして下さい。

耳の病気と言うと、耳の中に膿が溜まってしまう外耳炎を発症する事が多く、ハムスターが頻繁に耳を掻くしぐさをしたり、耳がいつも倒れていたりくしゃくしゃになっている場合は一度調べてみましょう。

目の病気も耳の病気もハムスター自身では治す事や自宅で治療する事は不可能ですので見つけたら早く病院へ連れて行きましょう。

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