毎日ハムスターに与える食事もきちんと決まり事を守る事で健康や肥満防止に努める事ができます。
まず何よりも重要となるのが、ハムスターの食事の時間は毎日決まった時間にする事。時間は夜行性のハムスターが活動を始める夕方くらいが良いでしょう。
また、エサ箱を回収する時には一緒に給水ボトルも持って毎日変えるようにしましょう。
エサや水を変えるときは食べ残しがどれくらいあるかをしっかりと確認する事が大事です。
もし、エサをあげた時と同じくらい残っていたり、いつもは食べきれる量をかなり残していたりする場合はハムスターに不調が見られる証拠ですので、注意して観察しましょう。
ハムスターに与えるエサと言えば真っ先に思い浮かべるのは「ヒマワリの種」ではないでしょうか?色々な所で見掛けるハムスターの写真やイラストでは決まってヒマワリの種を持っているものです。
しかし、実際にハムスターを飼育する場合はヒマワリの種だけを与えていれば良い、と言う訳ではありません。
ヒマワリの種にはかなりの油分があり、ハムスターにそれだけを大量に与えてしまうと肥満の元となります。
人間も肥満の元となる食べ物が美味しいと思う様に、ハムスターも美味しいと感じており、ヒマワリの種が好物なのです。
ですから、基本的にヒマワリの種は過剰に与え過ぎないようにしなければなりません。
ハムスターに食欲が見られなかったり、病気にかかってしまった時などには食欲促進として役立ちますが、健康体であるならば毎日多量に与える必要はありません。
おやつやご褒美感覚で与えるのが一番でしょう。
ミックスフードなどにはヒマワリの種が入っていますが、その場合は少し手間になってしまいますが、出来るだけ取り除くようにして下さい。