雑食性のハムスターとはいえ、摂取する事で大変な問題が発生する場合があります。食べ物によってはハムスターの命に関わる危険性もあります。
しかしハムスターは飼い主から与えられるとそのまま食べてしまったり、もしくは散歩中に食べこぼしなどを発見するとそのまま口に入れてしまう危険性もあるのでしっかりと確認してハムスターが摂取する事を防止しましょう。
ハムスターに与えてはいけない物と言えば、ネギ類がその代表的なものとなります。
玉ねぎや長ネギには血液中の赤血球を壊してしまう成分があり、また、ニラなどのユリ科の植物にも同じような成分があるので避けるようにしましょう。
キャベツと並んで良く食卓に出されるレタスは水分が多すぎる為、すぐに下痢になってしまう可能性がありますので極力与えないようにしましょう。
じゃがいもの芽には人間にも有毒とされる「ソラニン」が含まれているのでハムスターには与えてはいけません。
また、お子さんが飼育する時に注意してほしいのが、人間の食べるお菓子はハムスターには絶対に与えないでください。
自然界で摂れる以上に油分が多いというだけではなくチョコレートなどには痙攣や心不全を引き起こしてしまう原因になってしまう成分が入っているのでとても危険な食べ物だといえます。
ですから、お子さんがそれらの物を与えないようにしっかりと監督して置くようにしてください。
ハムスターと言えばヒマワリの種やカボチャの種など、とかく種子を食べるイメージがあると思います。
しかし、モモやサクランボ、梅干し、リンゴなどはハムスターにとって有害となる成分が含まれています。
ハムスターの散歩中に気を付けてほしいのが、観葉植物です。
よく栽培されているポトスやチューリップなどの観葉植物のほぼ全てはハムスターにとっても害があるので、口にしないように場所を変えるようにして下さい。
これらに紹介したものはほんの一例です。特別な物を与える場合は一度調べてから与えるようにして下さい。