回し車には様々なサイズがあります。
大きい物であれば、リスなども使用できるほど大きな直径20cmくらいあるものも販売されています。
そうなると当然お値段も高くなり、3,000円~5,000円ほどになります。逆に小さいものになれば、ロボロフスキー用で直径サイズが10cmくらいになった小さい物もあります。
こちらは値段が安くなって200円~高い物でも800円もあれば購入できます。
しかしどちらも静音がしっかりとされているものや、素材にこだわったものなどになれば、どちらが高い安いと言えるものでは無くなってしまいます。
また、「ジャンガリアンハムスターだから小さな回し車を買う」と言った様な固定観念ではなく、そのハムスターに見合った大きさを選ぶべきでしょう。
以前に飼育していたジャンガリアンハムスターはジャンガリアンとは思えないほど大きく成長して、ジャンガリアン用の回し車ではすぐに窮屈になってしまい、回せなくなってしまいました。
また、長毛種のアプリコットハムスターを飼育していた時は、ゴールデン種であったにもかかわらずあまり大きくは育たず、ジャンガリアン用で事足りた、なんて事もありました。
ハムスターの大きさに合わせて回し車を選ぶという事は、思わぬ事故の防止をする事も出来るのです。
小さいチャイニーズハムスターを購入した時に以前飼育していたゴールデンハムスターのお下がりで大きな回し車を与えました。
ハムスター自体もしっかりと走れているし、問題は無い様に思えていましたが、しばらくすると、回し方に慣れてきたのか徐々にスピードが上がる様になり、ある日勢いが止まらなくなった回し車に翻弄されて投げ出されてしまうという事故が起きました。
自分の大きさに会った回し車であれば、自分の脚が止まると共に停止できるのですが、自分の力以上のスピードが出てしまうと止める事は容易ではありません。
ですから、この様な事故を防ぐためにも、身体に合ったものを選びましょう。
目安はハムスターの全身の長さプラス前後に3cmは余裕があるくらいがちょうどいいでしょう。