ハムスターは砂漠出身という事もあり、とても寒がりな動物ですので冬場になればそれなりの防寒用巣材を用意しなければなりません。
基本的なベースとなる床材は普段とあまり変えるという事をする必要はありませんが、それにプラスして行くという形を取ると考えましょう。
極端な話をすれば、ティッシュペーパーを細かく裂いたものでも代用が可能ですが、最近のティッシュペーパーだとハムスターの身体に害が及んでしまうものもありますので、出来ればハムスターの防寒材を購入するようにしましょう。
冬場のハムスターにお勧めの床材
一番手頃に入手できるものは、マルカン社の「ふわふわふとん(100g)」または「ふわふわベッド(4リットル)」です。
これらは柔らかい綿で、自然素材を使用している為、ハムスターの身体に害が及ぶ事はありません。 また、お値段も300円前後と手が出しやすく、一匹ならば一冬に一箱使い切る事はあまりないかもしれません。
複数飼いの場合は「ふわふわベッド」の方を購入すれば十分だと思います。
また、綿であれば、ハムスターは与えれば与えただけ巣箱に持って行って巣作りをします。 ですから持って行くからと言ってあまり多くを与えると巣箱に持ち込み過ぎて自分の眠る所が無くなってしまう、蓋付きの巣箱であれば詰め過ぎて外れてしまう、ということも珍しくはありません。
また、ハムスターは冬場は巣箱の中で排泄を行ってしまう場合があり、その場合は不衛生になってしまいますので、しっかりと交換をしてあげましょう。