ハムスターを購入したら速やかに帰宅しましょう。
移動手段が何であれ、不安定な地面と色々な音や匂いのする環境にいきなり出されたハムスターにとっては時間に比例してストレスになるからです。
また、移動中だけではなく帰宅してからもですが、箱を開けて無理に出したり、直接手に乗せたりはしないようにしましょう。
早く顔を見たい、触りたい!という気持ちはとてもよくわかるのですが、ハムスターにとってはこれ以上に無いストレスです。
帰宅したら箱の入り口を開けてそのまま箱ごとケージの中に入れましょう。
出来るだけ小屋に近い方がいいでしょう。 そして声をかけたり手を出したりせずに静かにそっとしておいてください。
そうすると自分から箱の外に出てきて、探索を始めます。
やはりこの時もハムスターの姿を眺めたいとは思いますが、静かで人通りの少ないところにケージを移動させてハムスターが落ち着くまで待ってあげてください。
初日に手を出したり無理に触ったりすると、ハムスターの中で「この匂いは嫌な匂い、怖い匂い」と言う判定をされて、懐くまでに時間がかかる事になります。
早く懐かせたいのであれば初対面の印象を良くする。
これはハムスターでも人間でも同じことが言えますよね。 ここで小さな裏技の様なものをご紹介します。
初日に来たハムスターはケージに布などを被せてあげて暗くするとより落ち着くのですが、その時に飼い主さんが普段使っている膝掛けや匂いの付いているような服を掛けてみてください。
すると「落ち着ける場所の匂い=飼い主さんの匂い」と認識してくれて懐くのが速くなると思います。
(あくまでも個人的な意見なので効果が無かったとしても責任は取れません。)
また、掛ける物は捨てても良い様なものにしてください。
気を付けておかないと、巣材と勘違いしたハムスターが引き込んで齧ってだめにしてしまう可能性があります。