我が家には現在ハムスターと猫が飼育されています。それを聞くとほとんどの人が「それって大丈夫なの?」とびっくりして訪ねてきます。
実際の所、以前飼育していたハムスターは拾ってきた猫に食い殺されてしまいました。
当時小さかった私にはそれは大変ショックな出来事で泣きながらハムスターに謝ってお墓を作ってあげたのですが、それから間もなくしてやはりハムスターを飼育するようになりました。
理由は「ハムスターが好きだから」の一点に尽きると思います。なんせ初めて名前を付けて飼育した動物がハムスターなので、思い入れは人一倍強いのです。
しかし生き物が全般的に好きな私は、猫を捨てるなんて事もできませんでした。ですから、今度は以前死なせてしまったようにしないようしっかりとハムスターを守ってあげようと誓ったものです。
そこで今度はハムスターを完全な別室に移しました。
猫が自分でドアを開けられない場所で、これは良いと思っていましたが、猫が成長するにつれて賢くなり人間がドアを開けた隙に入るという技を覚えられてしまいました。
そこでハムスター専用の扉付きの棚を購入しました。観音開きになっている棚にケージを丸ごといれて戸を閉めます。棚には通気口がたくさん空いており、そこから猫が手を入れると言う事もありませんので安心です。これによって現在まで猫にハムスターが襲われたと言う事はありませんし、猫の方も気にしなくなってきました。
たまに写真などで見るような「猫とハムスターが仲良し」の状態にはなれないと思いますが、この調子で過ごせていけたらな、と思います。
しかし、これはあくまでも一例であり、ちょっとした油断でも文字通り命取りになりかねませんので「絶対猫と一緒に飼育できる」と断言するものではありません。