ハムスターの飼育でケージよりも重要な床材

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DSC_1053-picsayハムスターを飼育するにはケージは欠かせませんが、それ以上に欠かせないものが「床材」です。

元々土の中に穴を掘って暮らしていた動物なので、掘って隠れるという習性が身に付いています。

そして小動物は自己発熱のみではあまり体温を上げる事が出来ないため、巣材を必要とし、それを利用して小屋の中で自分なりの棲み家を作るのです。

ハムスターの床材と言えば木の削り屑(チップ)が一般的で、ペットショップだけでなく、ホームセンターにも販売していて何と言っても安価なので手軽に購入できます。

それに大抵のチップは圧縮されていて袋から出してほぐすと結構な量になるので小さめの小屋であればひとつ買うだけで二カ月は持つと思います。

床材はチップ以外にも、ティッシュや紙を細く裂いた物でも代用できます。

この場合は出来るだけ白い紙を使用してください。身近な例で言うと、よく新聞紙を裂いて与える人がいますが、インクでハムスターの身体が黒くなったり歯を使って紙をほぐす際に体内にインクが入り病気になる事もあるのでなるべく使用しないようにしましょう。

他にうさぎと同じようなハムスター用に牧草が販売されており、これも床材として使用する事ができますが、他に比べてかなり値段が張るのと、通気性が良すぎるので追加で綿などの防寒用材を必要とします。

また、大きなペットショップには土の床材を販売している所もあります。これは土で過ごしていたハムスターにとっては落ち着く床材かもしれません。

しかしどうやっても土は土、ハムスターに付く汚れはもちろん、掘った時に外に飛んだり、小屋や回し車などにも土が付いてしまうので掃除がかなり大変になります。

それに土には細菌が発生しやすいのでしっかりと管理が出来なければ病気になってしまいます。

ですから土の床材は初心者の方にはおススメできません。

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